デスクワーク中心の仕事をしていたり、自宅でも常に「座っている」状態が長く続くと、様々な病気を引き起こすきっかけになってしまうことをご存知でしょうか。

毎日数時間座り続けているとガンや心不全になるリスクが高まり、近年では早期死亡するケースも増加傾向にあると言われています。

ただ座っているだけなのになぜこのような病気を引き起こしてしまうのか、そのメカニズムと対策について見てみましょう。

長時間椅子に座る人は結腸ガンになりやすい?

長時間椅子に座る人は結腸ガンになりやすい?

座りすぎが直接的な原因ではありませんが、長時間椅子に座っている習慣がある人は結腸ガンになりやすいことが分かっています。

結腸ガンは盲腸を除いた大腸が結腸することで起こるガンの1つ。

その原因は便秘になりやすい食生活や加齢と言われていますが、椅子に座っている時間が長いと便秘がちになってしまうことから、その影響で腸の中に便が長時間溜まってしまいます。

便秘になることで発がん性の物質も同時に長く腸内にとどまることになり、大腸ガンや結腸ガンを発症するというわけです。

 

また、座りすぎているとガンの他にも胃腸が正常に働かなくなってしまい、消化不良を引き起こしたり、肺のうっ血が原因の心不全のきっかけにもなってしまいかねません。

このような症状はエコノミー症候群の症状とも酷似しており、エコノミー症候群も長時間のフライトで何十時間も座席に座ったままの状態が続くことで、さまざまな体調不良を引き起こすといわれている病気の1つです。

 

椅子に座りすぎの人は軽い運動やエクササイズを

椅子に座りすぎの人は軽い運動やエクササイズを

現在は、このような弊害を防いで健康を維持するために、「立ったまま」で仕事を行うことを推奨している企業も増えていますが、どうしても座る時間が長くなってしまう場合には普段の生活の中にちょっとした運動やエクササイズを取り入れ、運動時間を増やしてあげるのが効果的です。

最も簡単な方法は、エレベーターやエスカレーターを極力使わず、階段を使うようにすること。

また、電車やバスといった公共時間で通勤しているときはあえて座席に座らず、立ったままでいるようにしたり、職場が自宅と近ければ徒歩で通勤をしたり、自転車を使うことも身体に良い影響を与えてくれます。

さらに、腰への負担を軽減したり姿勢の悪化を防ぐためにデスクワーク専用のクッションを使うなど、椅子の座り心地を改善することでも病気の発症リスクを抑えられます。

 

椅子に座りすぎる生活習慣は身体へ深刻な悪影響を与えてしまいます。

少しでも病気の発症リスクを抑えるために、無理なく運動やマッサージ、エクササイズを始めてみましょう。