ある日突然運動をすると、翌日にはひどい筋肉痛に悩まされて動くのも億劫になった・・・という体験は誰しも経験済みではないでしょうか。

実は驚くべきことに、筋肉痛を引き起こすメカニズムについては未だ謎に包まれたままです。

現在は筋肉に乳酸が溜まることで引き起こされるされるという説と、急激な運動で筋肉の筋繊維が傷つき、炎症を起こすことによって痛みが起こる説などが有名ですが、はっきりとした理由については分かっていません。

しかし、筋肉痛になってしまった時に早く治すことが出来る3つの方法があります。

方法1:血行を促し筋肉の緊張を和らげる

血行を促し筋肉の緊張を和らげる

激しい運動を行なった後の筋肉を触ると、驚くほど固くなっていることが分かります。

この筋肉の固まりが血行不良を招き、乳酸を分泌させて筋肉痛を引き起こすと考えられているため、運動をしたその日の内に筋肉をマッサージしてあげておくと、翌日筋肉痛の痛みを軽減することが出来ます。

また、筋肉痛になってしまったらあえて軽いジョギングなどを行い、自発的に筋肉の疲労物質を取り除くのも効果的です。

 

方法2:シップを使い筋肉を温めて冷やす

筋肉痛にはシップを使い、筋肉を温めて冷やす

筋肉痛になったら患部を温めればいいのか、冷やせば良いのか迷いますよね。

実は筋肉を温めた方が良いのは、腰痛や肩こりなどの慢性的な筋肉のコリや痛みがある場合の話です。

運動した翌日に発生する突発的な筋肉痛は、温めるのではなく冷やしてあげるのが正しいケアになります。

 

これは、筋肉痛の原因と考えられている筋肉繊維の炎症を沈めるには、まず患部を冷やしてからでないといつまで経っても痛みが残ってしまうためです。

炎症を起こし熱を持っている患部を温めると、痛みを強くしてしまうだけで逆効果になってしまいます。

筋肉痛の場合はまずシップなどを使って患部を冷やして炎症を沈め、痛みがやや軽くなった2~3日後からは温湿布を使い、筋肉を温めながらマッサージを行なうのが最も早く筋肉痛を治す方法です。

 

方法3:食事と栄養に気をつけ身体の内側から治す

筋肉痛は食事と栄養に気をつけ、身体の内側から治す

筋肉に溜まった乳酸を取り除いて筋肉痛を改善するには、アミノ酸の働きを助ける栄養素の摂取が欠かせません。

疲労回復効果のあるビタミンBは、食事を通して栄養が体内に吸収されるとき、アミノ酸の働きを助け筋肉の生成や補修に役立ちます。

 

筋肉に乳酸が溜まらないようにするなら、乳酸の生成を抑えてくれるクエン酸を摂るのが良いでしょう。

この他にも、炎症を起こしている筋肉繊維を丈夫に補修するためにたんぱく質の多い食事を食べると、筋肉痛が早く治ると言われています。

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筋肉痛を発症したら、1日でも早くあの痛みから開放されたいと願うものですが焦りは禁物です。

無理に筋肉を触りすぎると、余計に筋繊維を刺激して悪化することもあります。

筋肉痛と上手く付き合っていくには運動前の準備運動、運動が終わったらクールダウンをし、翌日からは血行と食事に気を配ることが大切です。