最近体調がすぐれない、調子があがらないと思ったことはありませんか?
仕事や生活で忙しい毎日に追われていると、自分で自分の健康管理も疎かになってしまい、気が付いたら病院のお世話になっていたという事になりかねません。
現在の自分の身体が健康なのかどうか手の「爪」を見ればひと目で分かってしまうのです。
爪に横線は「亜鉛」「ミネラル」不足
まず、爪に横線が入っている場合は亜鉛などのミネラル分が不足している証拠です。
また、極度のストレスにさらされる日が続いたり、ストレスを溜めていたりすると爪にこのような横線が現れると言われています。
爪は日々伸びていくものですが、爪の根本に横線があればここ1~2週間ミネラル分が不足したり、ストレスが溜まっていた状態だったと判断することが出来ます。
徐々に先端に行くにつれて半月前、一ヶ月前と過去の健康状態が判断できるのです。
横線といっても白い線であれば良いのですが、黒い線だった場合はメラノーマというガン腫瘍の可能性もあるため、自分で判断せずに病院に行くようにしましょう。
爪に縦線は体に栄養が不足している?
そして横線ではなく爪に縦線が入っている場合は、ダイエットや不規則な食生活の影響で栄養不足になっている可能性が考えられます。
また、疲労が溜まる事によって縦線が現れることもあり、線自体が太く爪が割れてしまうような症状がみられれば重度の血行不良、あるいは血行障害の可能性も否定できません。
一般的には老化現象の1つとも言われ、加齢とともに縦線が増える場合もありますが、体調不調気味であれば栄養不足や疲労の可能性を考慮しましょう。
爪が白く濁っている方は内蔵系に注意!
爪に線は入っていないが、爪の色が白く濁ったようになっているという場合は肝臓や内臓系に注意しましょう。
部分的ではなく爪全体が白っぽくなっている場合には肝硬変や糖尿病などの可能性が高く、青白いようなら身体が貧血になりかけているサインかもしれません。
全体的ではなく部分的に白い斑点がぽつぽつと出来るようなら、鉄分不足からくる貧血と考えられています。
このような状態の時はまだ食事などで十分に改善することが可能なので、レバーなど鉄分を多く含む食事を心掛けて貧血を改善するように努めましょう。
爪は古くから健康のバロメーターとして、その人の健康状態を表すパーツとされてきました。
爪の色や線の入り方などをよく見ていくと、どんな栄養が足りていないのかも一目瞭然です。
ちょっとした身体の変化も見逃さないように、毎日爪の色や形をチェックして体調管理に活用してみて下さい。