日本で古くから食べられてきた納豆。納豆は大豆を発酵させて作られる食品ですが、発酵する過程で生成されるナットウキナーゼという粘り成分に高い健康効果があることがわかり、現在は健康維持のために食べている人も多いようです。

ナットウキナーゼを摂取するとホルモンの分泌が活発になったり、脳が活性化したりと良いこと尽くめです。

また、ナットウキナーゼは体内で女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、美しい肌や髪を維持するのにも役立ち女性にとっても嬉しい効果がたくさんある食品なのです。

納豆の中に含まれるナットウキナーゼをはじめとした栄養成分が持つ健康効果と、おすすめの納豆の食べ方をご紹介します。

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納豆の粘り成分ナットウキナーゼの働き

納豆の粘り成分ナットウキナーゼの働き

ナットウキナーゼは納豆の原料である大豆の中に含まれる酵素の1種で、大豆を納豆に過程で発酵させる際に生成される栄養素のことです。

酵素であるナットウキナーゼには血液をサラサラにする働きがあり、動脈硬化や血栓を予防し現代病とも言われている心筋梗塞などのリスクを下げる効果を持っています。

ただ、ナットウキナーゼは加熱処理を加えると成分が破壊されてしまうのが唯一の難点です。そのため生のまま食べなくては、ほとんどナットウキナーゼの恩恵を受けることができないのです。

 

体内に吸収されたナットウキナーゼの働きが最も活発になるのは睡眠中です。

人間の身体は睡眠中に成長ホルモンの分泌や細胞の生成が最も活発になると言われていますが、ナットウキナーゼも同じように睡眠中最も活発に働き、ドロドロ状の血液をサラサラにしてくれると言われています。

もし納豆を食べるのであれば、朝食や昼食よりも夕食がオススメです。

 

女性に嬉しい効果をもたらす大豆イソフラボン

女性に嬉しい効果をもたらす大豆イソフラボン

納豆には大豆イソフラボンと呼ばれるフラボノイドの1種がたっぷりと含まれています。

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで有名な栄養素です。

体内に吸収されると主に骨密度をアップさせて女性に多い骨粗しょう症を予防したり、女性ホルモンの減少によって引き起こされる更年期障害の症状を緩和する働きもあることは有名ですね。

 

ただし、イソフラボンを過剰摂取をすると逆に女性ホルモンのバランスが乱れてしまい、結果的に子宮内膜症などの疾患を発祥するリスクが高くなると言われているため、摂取量には注意しなくてはなりません。

毎日納豆を食べた程度ではイソフラボンの過剰摂取になることはまずありませんが、納豆を食べつつイソフラボンのサプリメントを飲むような行為は、身体に悪影響を及ぼすだけなので絶対にやめましょう。

 

納豆のサポニンには高いダイエット効果も

納豆のサポニンには高いダイエット効果も

納豆の原料である大豆の中には「サポニン」と呼ばれる栄養成分があり、高いダイエット効果を持つことで知られています。

サポニンは食事を通して体内に吸収されると血管の中を掃除し、血液の流れをスムーズにする手助けをしてくれる働きがあります。

血液の流れがスムーズになれば、自然とエネルギー代謝も活発になるため基礎代謝が上がります。代謝がアップすればその分身体に蓄えられている脂肪が効率よく燃焼されるようになるため、肥満が改善し自然と痩せやすい体質になっていくのですね。

 

ダイエット以外にも、サポニンの働きによって血行が改善することで肩こりが解消され、身体にたまった老廃物が排出されやすくなります。

顔や手足がむくんだり日頃から頑固な肩こりに悩まされている方は、1日1パックの納豆を食べるようにするとこうしたトラブルを改善することができますよ。

ナットウキナーゼが豊富な納豆の美味しい食べ方

ナットウキナーゼが豊富な納豆の美味しい食べ方

ナットウキナーゼの持つ健康効果の恩恵を受けるには、納豆の食べ方にもこだわりたいところ。

最近は納豆を加熱調理してさまざまにアレンジする人も増えていますが、ナットウキナーゼは熱に弱いため加熱調理は避け、生のまま食べることが1番望ましいのです。

 

生で納豆を食べる場合は、納豆に粘り気が出てふんわりとするまでかき混ぜてあげるのがポイント。これはよくかき混ぜることによってナットウキナーゼの量が増加し、酵素の働きが活発になるためです。

納豆はタレだけを加えてシンプルに食べるのも良いですが、血管を拡張して血行促進をサポートしてくれるショウガや、疲労回復効果を持つクエン酸を含むお酢や梅干しなどをちょい足しするのもおすすめです。

薬味や具材を加えて味を変えれば毎日飽きずに食べ続けられますし、ナットウキナーゼの健康効果をさらにアップさせることにもつながります。

 

納豆の中には身体に良い栄養成分がたっぷりと含まれているため、健康を維持するために積極的に食べるべき食品であると言っても過言ではありません。

納豆を食べるときは極力生で食べるようにし、その日の体調に合わせて薬味などを組み合わせれば身体の不調に効く天然の健康食品としても役立ちます。

いつまでも健康で若々しい身体を維持するために、今日から毎日の食事に1パックの納豆をプラスする習慣を始めてみませんか?