電話やメール、インターネットにショッピングと、今や1台でマルチな使い方が出来るようになったスマートフォン。
現代人にとってはもはや手放せないガジェットですよね。
でも、便利だからといって24時間ずっと側に置いていたのでは、スマートフォンから発生する電磁波が身体に害を及ぼすことも。
電磁波過敏症と呼ばれる、こうした電磁波による健康被害は日本でも深刻化しているのです。
スマートフォンの電磁波で身体の健康が脅かされる
スマートフォンをはじめとした電子機器は、本体から常に微弱な電磁波を放出しています。
電磁波は人間にとって決して有益ではないもの。
たとえ少量であっても頻繁に浴び続けると、身体が電磁波に過敏に反応するようになり、一種のアレルギー状態に陥ってしまうのです。
電磁波過敏症と呼ばれているこの症状は、現在報告されているだけでも、呼吸困難やめまい、発疹、耳鳴り、関節痛などを含めた13種類にも及びます。
さらに、重症になると精神面にも影響を及ぼし、記憶力や集中力の低下が現れ始めることも。
現時点では、電子機器が発する電磁波がなぜ身体にアレルギー症状を引き起こすか、そのメカニズムについては不明な点も多く詳しいことは分かっていません。
海外では電磁波が脳内のホルモンに作用し、ホルモンの分泌を抑制することでアレルギーを引き起こすとの見方もありますが、まだ仮説の域を出ないため信憑性も疑わしいというのが現状です。
電磁波過敏症による健康被害を防ぐためにやるべきこと
日本ではまだ正式な疾患と認められていない電磁波過敏症。
もともと、発症するメカニズムにも不明な点が多いため、当然ながら医療機関での適切な治療法も確率されていません。
現時点では、電磁波過敏症を予防するためには自分で対策を立てるしかないのです。
電磁波過敏症を予防するために心がけたいのは、まず普段からスマートフォンの長時間の使用は避けること、そして使用する際は顔に近づけすぎないようにすることです。
スマートフォンの使用時間が短ければ、それに比例して電磁波を浴びる時間も短縮できます。
電話をする時は顔に近づけることは避けられませんが、使わないときは出来るだけ遠い場所に置いておくことを習慣づけるだけでも、身体が電磁波の悪影響を受けにくくなります。
身体の健康が毎日少しずつ奪われていく電磁波過敏症。
必要な時以外はスマートフォン身体から遠ざけておくことを心がけるだけでも、身体への悪影響を最小限に抑えることができますよ。