単純な方法でありながら、その健康効果は絶大と言われている「逆立ち健康法」。

逆立ちは古くから禅僧の修行などにも修練法の1つとして取り入れられている行為であり、ヨガでも度々登場する、まさしく健康ポーズの王様です。

逆立ちをすることによって、人の身体にはどのような変化があるのでしょうか?

血液促進効果をもたらす逆立ち

血液促進効果をもたらす逆立ち

逆立ちをすると、人間の身体と血液は当然重力に逆らえないため、脂肪は下へ下がり血液も頭の方へと下がります。

地面に足をつけて立っている状態では、脳は常に血液不足の状態で血液が正常に循環している状態になく、この状態が長く続くと人によっては脳貧血を起こして倒れたりすることもあります。

逆立ちをして脳にくまなく血液を流すことで、このような貧血を引き起こすリスクを軽減することが出来ます。

 

また、血液を全身に行き渡らせるだけでなく、逆立ちをすると頭部や首、肩などの普段使わない筋肉が動くようになるため、その筋肉がポンプの役割を果たし上半身全体の血行が良くなっていきます。

血行が促進されると凝りの解消につながったり、老廃物がリンパ腺に乗って排出されやすくなるので、むくみの改善にもつながります。

逆立ちしている時は呼吸も自然と腹式呼吸に切り替わることから、深くまで息を吸い込むことができ、リラックス効果を得ることもできます。

 

逆立ちを行うときは安全な場所で

逆立ちを行うときは安全な場所で

ただし、逆立ちを行う時には怪我をしないよう細心の注意を払わなくてはなりません。

周囲に大きな家具やガラス窓がない場所を選び、床にはヨガ用のマットレスなどを敷いて、バランスを崩して身体を打ち付けてもダメージの少ないような準備をしておきましょう。

一般的な逆立ちと言えば床に手を付き、床に対して垂直になるように足をぴんと伸ばして壁につけるという方法ですが、腕の筋肉が衰えている中高年の方や、筋肉量が少ない女性にとってはすぐに出来るものでもありません。

そのため、まずは両腕の肘の部分を床につけて足を上げていくヨガ式の簡単な逆立ちから始めてみると、腕への負担も少ないのでおすすめです。

 

逆立ちをしている時は深くゆっくりと息を吸い、同じくらいの時間をかけて吐き出す腹式呼吸も同時に行うようにしましょう。

逆立ちを毎日行うようにすると、老化しにくい体質を作り上げる事ができると言われています。

アンチエイジング効果も抜群な逆立ち健康法なら、運動時間の取れない忙しい現代人も毎日のスキマ時間を使って行うことが出来るので、運動不足解消にも繋がるのではないでしょうか。