ニキビ=顔にできるものというイメージを持っている女性も多いと思いますが、実はニキビは身体の中で特に出来やすい場所というものはなく、顔をはじめ背中、腕、足などあらゆる場所にできるリスクを秘めています。
しかし、顔のニキビは自分の目で確認できるためすぐにケアできますが、普段は洋服で隠れている身体にニキビができると、いつまでも気づかずに悪化させてしまう女性も多いのだとか。
そんな厄介な身体ニキビを作りにくくする生活習慣をおさらいしておきましょう。
バスタイムには要注意!ソープの洗い残しに用心
毎日のバスタイムには自分のお気に入りのボディソープで身体を洗い、シャンプーで洗髪後トリートメントをして髪を保護しますよね。
この時に気をつけて欲しいのがボディソープやシャンプーの洗い残し。自分ではシャワーできちんと洗い流したと思っていても、肌を触ってみて、ぬめりが残っているようならそれは肌にボディソープの洗い残しがある証拠です。
こうした洗い残しをそのままにしておくと肌の毛穴をボディソープの成分が塞いでしまい、皮膚と毛穴が炎症を起こしてニキビが出来やすくなってしまいます。
これはボディソープだけではなく、シャンプーやトリートメントをするときも同じ。髪を何度もすすいでもシャンプーが残りやすい根元にシャワーを当てなければ、やはりシャンプーの成分が頭皮の毛穴を塞いでニキビを作ってしまうことがあります。
特にロングヘアの女性は背中の大部分に髪が触れることになりますので、シャンプー・トリートメント後には背中をよく洗い背中ニキビを防ぎましょう。
同じ洋服や寝具を使用し続けると雑菌がニキビを作る
毎日同じ服を着ている人というのは少ないかもしれませんが、職場での制服やカーディガン、アウターなどはあまり頻繁に洗濯しないこともあるかと思います。
実は、このように同じ服を長期間に渡って着続けると洋服の生地に染み込んだ汗や皮脂などをエサにして雑菌が繁殖し、身につけたときに肌と擦れて毛穴を刺激します。
洋服だけでなく自宅の寝具のカバーをあまり洗わない際にも同様の現象がおき、布団が顔に触れることで雑菌が顔の皮膚の毛穴を刺激してニキビを作りやすくします。
雑菌によるニキビを防ぐためには、洋服や寝具は頻繁に洗濯して常に清潔な状態にしておくこと。
もしどうしても洗濯するのが難しい場合は、衣類用の除菌スプレーを使用して雑菌の数を減らしておくと良いでしょう。
身体のニキビはどうせ服で隠れるからとあまり深刻に考えない女性もいますが、適切なケアをせずに放置し悪化させてしまうと、やがて日常生活にも大きな支障をもたらします。
ニキビが出来てからケアを始めるよりも、普段から身体ニキビを作らせない習慣を取り入れて美しい身体を維持しましょう。