パソコンやスマートフォンのディスプレイを長時間眺めることが多くなってきた現代人は、このような習慣が影響して様々な目のトラブルを引き起こしやすくなっていると言われています。

中でも最近特に問題視されているのが、重度の炎症や充血を発症する眼球の白目に関するトラブルです。

眼球はとてもデリケートで傷つきやすい

眼球はとてもデリケートで傷つきやすい

眼球はとてもデリケートなパーツで、普段から紫外線を浴びる事によって角膜や網膜が傷ついています。

その為、紫外線が強くなる春先から夏にかけては外出時にサングラスなどで目を保護し、紫外線を浴びることで起きる血管の炎症を抑える事が重要とされています。

 

また、パソコンやスマートフォンを長時間眺めていると目とその周辺の筋肉が常に緊張状態になってしまうため、筋肉が凝り固まり眼精疲労の原因になったり、偏頭痛を引き起こすきっかけになったりします。

この時、眼球は常に乾いている状態になるためドライアイに近い症状が出たり、眼球の白目の部分の血管は血行が悪くなり目が充血してしまうのです。

このような目の乾きが原因で白目に悪影響が出るのは、主に加齢と共に目の水晶体が縮みがちになる中高年に多いと言われています。

 

眼精疲労効果のあるアントシアニンとビタミンA

眼精疲労効果のあるアントシアニンとビタミンA

目のトラブルを防ぐには、眼精疲労予防の働きをする食べ物を食べることが効果的です。

ブルーベリーが目に効くという話を聞いた事がある方も多いでしょうが、この話は栄養学的にも証明されており、ベリー系の果物に含まれる「アントシアニン」という成分が眼精疲労を和らげ、長時間酷使したことによって一時的に低下している視力を回復させてくれるのです。

 

アントシアニンの他にも、疲労回復のあるビタミンA群もダメージを負った目を回復させ、視力を元に戻してくれる働きを持っています。

ビタミンAは本来皮膚や粘膜を生成してくれる栄養素。そのためドライアイとなり乾きがちな粘膜を保護し、疲れ目からくる視力低下にも効果を発揮します。

ビタミンAが多く含まれている食べ物はレバーや乳製品、人参やほうれん草などの緑黄色野菜です。

 

ビタミンAと共に摂るとより吸収が促進される栄養素として、ビタミンBとビタミンEが挙げられます。

この2つもビタミンAと同じく粘膜と血行促進効果のある食べ物なので、出来るだけ同時に摂取するようにするとより早く視力を回復させる事が出来ます。

白く濁った白目や眼精疲労で眼圧の高くなった瞳は、その人本来の魅力を損なう原因となってしまい、第一印象をも残念なものにしてしまいます。

しっかりと栄養を摂ることも大切ですが、できるだけ長時間の目の酷使は避け適度に休憩を挟む習慣を取り入れる事も大事です。