足がムズムズしたり猛烈な痒みに襲われるしもやけ、誰しも子供の頃に一度はかかったことがあるのではないでしょうか。

しもやけは冬シーズン特有の疾患と思われがちですが、低体温や末端冷え性の女性はいつ発症してもおかしくないものです。

しもやけになってしまうと、常に痒みに襲われ何も手につかなくなってしまうなど日常生活に支障が出ることも。厄介なしもやけに悩まされる前に、しもやけを引き起こす原因とその対策をしっかりとマスターしておきましょう。

しもやけが出来る原因は温度差!

しもやけが出来る原因は温度差!

手足の指にしもやけが出来てしまう原因は、気温と体温に著しい差が発生したときです。

一般的には、気温が5度を下回ると身体が急激な体温低下に対応しきれず、手足が気温によって冷やされやがてしもやけを引き起こしてしまうと言われています。

一旦しもやけになってしまうと、完治させるまでには早くて2~3日ほどかかることも。

この間、手足の指はむくんだように膨れて熱をもち、猛烈な痒みが生じます。

 

しもやけを予防するには防寒対策が大切

しもやけを予防するには防寒対策が大切

しもやけを引き起こすのは気温と体温の温度差ですから、反対にしっかりと手足を防寒することができていればしもやけが起こりにくいと言えます。

まず、外出時には手に手袋をはめ指先が冷えないようにしておきます。最近は手袋をしたままでスマートフォンを操作できる指開きタイプも人気ですが、こうしたデザインの手袋をしていると指先だけが外気にさらされて、しもやけになりやすいので注意しましょう。

 

足も常に保温効果の高い靴下を履いておくことが望ましいといえますが、雨や雪が降ると靴下が濡れてしまうこともありますよね。

濡れた靴下をそのまま履き続けると末端の血管が萎縮して冷えをさらに加速してしまうため、できれば外出時にはカバンの中に替えの靴下を用意しておくと良いでしょう。

もしも身体が濡れた場合はすぐに水分を拭き取り、身体を冷やさないことを心がけましょう。

 

長時間濡れたままでいると、気温が低くなくても身体の内側から冷えを感じ、場合によってはしもやけになってしまうリスクが高くなります。

もし、しもやけになってしまった場合はとにかく身体を温め血行を良くすることが大切です。

バスタイムに湯船に浸かりながら患部をマッサージしたり、血行促進効果を持つビタミンEを含むナッツ類などを積極的に食べるようにすると短期間でしもやけが治ります。

しもやけ特有の痒みはいつ経験しても嫌なもの、日頃から身体を冷やさずしもやけ対策をしておきたいものですね。