さまざまなストレスに晒され、精神的にも疲れ果てている現代人は「癒やしが欲しい!」が口癖になっている人も多いはず。そんな人々を今夢中にさせているのが全国に続々と進出中の「猫カフェ」です。

実は、猫と触れ合うとストレス解消や健康維持につながるというのは科学的にも実証されていることなのです。

こうした触れ合いは「キャットセラピー」と呼ばれ、精神病の治療の一環として用いられることも多いのだとか。猫と触れ合うとなぜ健康になるのか、そのメカニズムについてご紹介します。

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古くから治療に用いられてきたアニマルセラピー

古くから治療に用いられてきたアニマルセラピー

猫にかぎらず、動物との触れ合うことで精神的機能の回復を目指す治療法は「アニマルセラピー」と呼ばれ、古くから日本でも効果的な治療の1つとされてきました。

アニマルセラピーは正式には動物介在治療法と呼ばれるれっきとした医療行為で、昨今ではうつ病や認知症にはじまり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療の一環としてもよく用いられています。

最近では老人ホームでも犬や猫などの動物と触れ合う機会を設けている施設もあります。

 

アニマルセラピーの中でも、高い治療効果をもつ「猫」

アニマルセラピーの中でも、高い治療効果をもつ「猫」

犬のような積極性のある動物ではなく、猫のように大人しい性質の動物に触れ合っていると、人間の脳は穏やかなリラックス状態に入り、心拍数が緩やかに低下していきます。

また、同時に血圧も低下することが海外の研究で証明されており、猫との触れ合いは精神的を落ち着かせるだけでなく健康にも大きな影響を及ぼすことが判明しました。

 

猫は喉を撫でてあげるとゴロゴロと音を鳴らし始めますよね。このゴロゴロという音は僅かな低周波を帯びているため、身体に1000Hz程度の電流を流す低周波治療と、ほぼ同等の健康効果を得ることが出来ます。

実際、猫を飼い始めてから肩こりや腰痛の症状が緩和したという報告もあり、この現象は猫のゴロゴロ音によってもたらされたものだとする見方もあります。

しかも、ゴロゴロ音には免疫力をアップさせるという驚きの研究結果まであり、キャットセラピーによって人間の身体が受ける恩恵は計り知れません。

毎日猫と接することによって、知らず知らずのうちに健康体になれる、それがキャットセラピーの凄さなのです。

 

猫は、いまでは人間にとってとても身近な存在になりつつありますが、お互いに良好な関係を築くなら人間側にも配慮が必要です。

必要以上に構い過ぎる、しっぽや足など猫が嫌がる部分ばかりを撫でるといった行為を続ければ、当然猫にもストレスが溜まります。

キャットセラピーは、猫と人間の距離感が何よりも大切。近すぎず遠すぎずの距離を保って接するように心がけましょう。