年齢を重ねるごとになんとなく物覚えが悪くなっていったり、集中力が続かないなどの症状に悩まされる人が増えています。

これは加齢と共に脳機能が衰えていくため誰もが避けられない症状なのかと思いきや、実は直接の原因が脳のブドウ糖不足にあることも多いのです。

体内のブドウ糖が不足すると、身体にはどのような変化が現れるのでしょうか?

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脳が働くためのエネルギーとして必要不可欠なブドウ糖

脳が働くためのエネルギーとして必要不可欠なブドウ糖

ブドウ糖は炭水化物や果実に含まれている糖分の1種で、食事を通して体内に吸収されると、やがて血液に溶け込んで脳に運ばれ、脳が活動するためのエネルギーとして使われます。

脳は365日常に休まずフル稼働しており、たとえ睡眠中であってもその活動をやめることはありません。

そのため、脳は体中のどの部分よりも多くのエネルギーが必要になり、なんと摂取されたブドウ糖の約半分は、脳によって費されているというから驚きです。

 

ブドウ糖が脳で消費されていくと、脳は一気に活性化し記憶力や集中力がアップします。

このような脳の活性化を促すことが出来る栄養素は唯一ブドウ糖だけであり、他のどのような栄養成分を与えても、全く同じ効果は得られないと言われています。

 

ブドウ糖の不足は生産性の低下を招く

ブドウ糖の不足は生産性の低下を招く

脳のエネルギー源であるブドウ糖は食事からの摂取量が少ないと脳へ送られる量も少なくなり、消費エネルギーと供給が追いつかなくなってしまいます。

ブドウ糖が足りないと、脳はブドウ糖不足からくる「ガス欠」状態に陥り、思考や身体のパフォーマンスを低下させてしまいます。

 

過去に、勉強や仕事の後になんだか甘いものが食べたいと思ったことはありませんか?

もしくは、とても疲れた日や精神的なストレスやイライラを感じたときに、無性に甘いものが食べたくなったことはないでしょうか?

この「甘いものが食べたい」という欲求は、脳がブドウ糖を求めているサインなのです。

脳がこのような信号を発するときはかなり深刻なブドウ糖不足に陥っている時ですから、食事や間食でブドウ糖を摂取し、脳に補給をしてあげなくてはいけません。

 

脳のブドウ糖不足が慢性的になると、甘いものが食べたいという欲求だけでなく身体にも悪影響が現れます。その最たるものが、「低血糖症」と呼ばれる症状です。

低血糖症は規則正しく食事を取っているにも関わらず、常に空腹感に襲われたり無気力感を覚える、思考停止状態に陥るなどかなり深刻な症状を引き起こします。

低血糖症を防ぐには毎日3食必ず食事を取ること、そしてブドウ糖不足に備え糖質を含むお菓子や果物を携帯しておくことです。

特に胃の中で消化されやすく、すぐにエネルギーに変換されやすいバナナやハチミツなどを食べると、ブドウ糖不足で鈍った脳の機能を短時間で回復させるのに役立ちます。

 

脳が正常に機能しなくなると身体の機能にも悪影響が出るだけでなく、メンタル面にも様々な弊害が出てきてしまいます。

脳がブドウ糖不足のサインを出した時は、すぐに補給が出来るようカバンや職場のデスクにちょっとした食べ物を準備しておくと安心ですね。