冬場はタートルネックばかりを着ていた人も、初夏が近づくにつれて、首やデコルテを露出した服を着始めていることでしょう。

しかし、首筋のお手入れは十分にしていない方も多くいます。どんなに化粧をバッチリしても、首筋にたるみや小じわがあると老けた印象を与えてしまいます。

首筋を美しく保つためのスキンケアや、アンチエイジング体操の仕方をご紹介します。

首は洗顔フォームで洗う?

首は洗顔フォームで洗った方が良い?

まず、日頃の首筋のお手入れ方法です。お風呂に入った時、みなさんは首を何で洗っていますか?

ボディーソープでゴシゴシ洗っている方も多いのではないでしょうか。

首の皮膚は大変薄いため、洗浄力の強いボディーソープで洗うとすぐに皮膚が乾燥してしまいます。この乾燥が首筋の小じわの原因となってしまうのです。

首も顔の皮膚の延長と考えて、しっかり泡立てた洗顔フォームで優しくなでるように洗いましょう。

お風呂上がりには顔と同様に、化粧水や乳液でしっかりと保湿をしてください。

 

顔と同じように、クリームや乳液を塗りながら力を入れて首をマッサージしてはいけません。

首筋をマッサージする場合は、湯船に浸かって身体を温めながら、耳の下からデコルテにかけてのラインを優しく撫でるようなイメージでマッサージしましょう。

こうすることで首筋に溜まった老廃物を排出することができ、首筋のたるみを解消できます。

 

エクササイズで首の筋肉を鍛える

エクササイズで首の筋肉を鍛える

首筋のたるみや小じわ対策には、エクササイズも効果的です。首の筋肉は口を大きく動かすことで鍛えることができます。

顎を斜め上に突き出しながら、ゆっくりと「あ」「い」「う」「え」「お」と言ってみましょう。この動作をゆっくりと5回程度繰り返します。

口の動きに合わせて首筋も動いているのが分かるはずです。このエクササイズは首筋だけでなく、頬や口元のたるみにも効果がありますので、毎日のスキンケアの中に取り入れてみましょう。

 

また、毎日デスクワークで同じ姿勢ばかりとっている人は、首の動きが制限されてしまい首筋に深いシワができてしまいがちです。

時々首を回したり、頭を反らせてみたりして首の皮膚を伸ばすように心がけましょう。

 

さらに、首のお手入れで忘れてはいけないのが紫外線対策です。

外出するときは顔や手足だけでなく首筋にも日焼け止めを忘れずに塗りましょう。

服装もできるだけストールや襟付きの上着などで首元をガードし、紫外線から首をカバーするように工夫しましょう。もし日焼けしてしまった時は、顔同様に首も化粧水でしっかり冷やしてパックしてあげてください。

 

毎日のちょっとした心がけで、いつまでも若々しい首元を保つことができます。

ぴんと張りのあるみずみずしい首筋なら、お気に入りのネックレスもいっそう輝いて見えるはずです。