日本人の半数以上が開けていると言われるピアス。ピアッサーを使用し自分で開けるという人もいれば、病院でピアスホールを開けたという人など、開け方は人それぞれ。
病院でピアスホールを開ける場合は心配いりませんが、自分でピアスホールを開けるという人は、正しい開け方とケア方法を知っておかないと、トラブルを引き起こす原因になることも……。
ピアスを開ける前に自分の体質チェックを行おう
ピアスを開ける際は、事前に自分のアレルギーや健康状態をしっかりと把握しておかなければなりません。
もしも金属アレルギーなどを持っており、そうと知らずにピアッサーなどでピアスホールを開けてしまうと針の金属部分に身体が反応して湿疹や痒み、ただれといったアレルギー症状を引き起こしてしまうこともあるからです。
女性の場合は、生理前などホルモンバランスが乱れがちになっている時期にピアスを開けると、肌が炎症を起したり体調不良に陥る可能性もあります。
ピアスを開けるときは自分の体調が万全であり、尚且つアレルギーなどがないことをきちんと確認することが必要になります。
ピアスホールを開けたら、とにかくこまめなケアが大切
ピアスホールを開けたら、ホールを定着させるためにファーストピアスを付けることになります。
ピアッサーで穴を開けたばかりのホールは化膿しやすくとてもデリケートなので、ファーストピアスは毎日取り替え、ホールに垢や汚れが溜まらないようバスタイムにしっかりと洗うようにしてください。
ピアスホールのケアを怠れば、ホールに汚れがたまって化膿し悪臭を放つ原因になることもあります。
このような状態が長く続けば、ホールだけでなく耳全体にも悪影響が出ることもあるのでくれぐれも注意しましょう。
トラブルを防ぐなら、ピアスは自分で開けずに病院へ
もしも自分でピアスホールを開けるのが不安ならば、病院へ行き医師から施術を受けるのが1番です。
病院などの医療機関で使うピアッサーは滅菌消毒されとても清潔。しかも、自分で開ける場合に比べて、ホールが斜めになってしまったり、開けたい位置とずれてしまったりというような失敗もありません。
また、事前にカウンセリングを行ってくれるのでケア方法などについても詳しく聞くことができ、ピアスホールを開けた後のアフターケアの正しい知識を身に付けることが出来ます。
ピアスホールを開ける費用については医療機関によってばらつきがあるので、事前に近隣の医療機関へ問い合わせておくようにしましょう。
今では誰でも手軽にピアスホールを開けられる時代。ドラッグストアに行けば、1個400円前後でピアッサーも市販されています。
しかし、耳に穴を開けるというのは本来とてもリスクの高い行為です。必ず前もって自分の体質を知り、正しい知識を得てからピアスホールを開けるようにしましょう。