夏はたくさん汗をかき、ちょっとした事でも疲れやすいため「カロリーを消費した」と思い込んでしまい、食事のたびに食べ過ぎて「夏太り」を起こす女性も多くなります。

高気温が続くと人間の身体は体温を上げる必要がないため、基礎代謝量が低くなり体内に蓄えられている脂肪が使われにくくなってしまいます。

そんな代謝の下がっているときに過食をしては身体を太らせるだけです。「夏太り」にならないために、気をつけるべき習慣をおさらいしておきましょう。

ビタミンB不足が夏太りを引き起こす

ビタミンB不足が夏太りを引き起こす

夏バテという言葉の通り、あまりに暑すぎると人間は食欲が減退してしまう生き物です。

そうなると、そうめんやあっさりしたスープだけで食事を済ますなど、偏食が進み栄養のバランスが崩れて太りやすくなってしまいます。

 

特に、炭水化物ばかりを食べている人は要注意です。炭水化物に含まれる糖分や脂質を大量に摂取しても、それを分解して代謝させる栄養素が不足していたのでは糖分や脂質をエネルギーに変えることができません。

エネルギーとして使われなかった栄養は、当然皮下脂肪として蓄えられてしまいます。

 

胃の中の食べ物を効率よくエネルギーに変換するには、ビタミンBの摂取が必須です。

夏太りを防ぐには、どんなに食欲がなくてもビタミンBだけは積極的に摂取するように心がけましょう。

 

ジュースにアイスなど冷たいものの食べ過ぎもタブー

ジュースにアイスなど冷たいものの食べ過ぎもタブー

暑い日が続くと、どうしてもジュースやアイスなどの冷たい食べ物を食べてしまいますよね。

しかし、このような食べ物をあまり大量に胃に入れてしまうと、胃ばかりでなく体内の臓器が全て冷えきってしまうことになります。

臓器が冷えていると、身体は臓器を冷えから守ろうとして皮下脂肪を蓄えはじめます。

夏太りによる肥満を未然に防ぎたければ、身体を冷やす食べ物は極力控えた方が良いでしょう。

 

夏の睡眠不足が肥満を呼ぶ

夏の睡眠不足が肥満を呼ぶ

夜になっても気温が下がらず蒸し暑さが続くのが日本の夏の特徴です。暑くて寝苦しい日が続ければ、眠りが浅くなりやがては寝不足になってしまいます。

きちんと睡眠が取れていない人は規則的な睡眠を取っている人に比べて太りやすい傾向にあると言われ、これは睡眠時間の現象によって食欲を管理する脳内のレプチンと呼ばれるホルモンの分泌が減り、いくら食事をしても「満腹感を感じなくなってしまうのが原因です。

レプチンは別名満腹ホルモンと言われており、その分泌を減らさないためにはしっかりとした睡眠を取ることが必要なのです。

 

夏太りを防ぐキーワードは、ビタミンB・身体を冷やさない食べ物・睡眠の3つです。

夏=痩せやすい季節という先入観は捨て、3つのキーワードをしっかりと頭に入れて夏を過ごしましょう!