ささくれ、あるいはさかむけとも呼ばれる、爪の横にある皮膚が剥ける症状に悩まされている女性も多いはず。

一度ささくれが出来てしまうと、服が擦れたり、物が当たっただけでも強い痛みを感じて憂鬱になりますよね。

何より、女性にとって手はよく人目に触れるパーツだけに、いつも綺麗な状態にしておきたいもの。

そこで、ささくれを予防して美しい手を保つポイントをおさらいしておきましょう。

ささくれが出来る2つの原因

ささくれが出来る2つの原因

ささくれが出来る原因は主に2つ。そのどちらも外因的なものです。

1つめの原因は乾燥。ささくれは肌が乾燥しやすい冬場に出来やすいと言われていて、ハンドクリームなどでこまめに保湿をしない女性ほど、頻繁にささくれが出来やすい傾向にあります。

 

ではなぜ肌が乾燥すると、ささくれが出来やすいのでしょう?

これは、皮膚が乾燥することによって、爪と、その周辺の皮膚から水分と油分が同時に失われてしまうためです。

皮膚は乾燥すると、皮が向けやすくなり、特に爪との接地面である部分は、特に剥けやすくなるのです。

 

そして2つのめの原因は水仕事。

毎日、家事で炊事や洗濯などを行なう女性は、洗剤の影響で指先の水分と油分が一気に奪われてしまうため、やはり指先が乾燥しやすくなり、ささくれが出来やすくなります。

一方で、敏感肌の女性などは、洗剤に配合されている薬剤などの成分で炎症を起こし、そこからささくれになることも多いようです。

 

ささくれはできる前に予防しよう

ささくれはできる前に予防しよう

一旦出来たささくれは、完治するまでに時間がかかるため、あらかじめささくれを「作らない」ように予防する事が大切です。

乾燥によるささくれを予防するのに効果的なのは、やはりハンドクリームを塗り、指や手先に油分を補給してあげること。

最近では、塗ってもベタつかないハンドクリームも販売されていますので、このようなハンドクリームを利用すれば仕事中でもしっかりと手を保湿してあげることが出来ますね。

 

また、家事などの水仕事が原因のささくれを防ぐには、ゴム手袋を着用するのが一番です。

厚手のものだと作業がやりにくいという方は、薄手のものでも構いません。

とにかく手をゴム手袋でガードし、水や洗剤に触れないようにしておくことを心がけましょう。

 

もしささくれが出来てしまったときは、皮膚を剥かずそのままの状態で消毒し、絆創膏を貼るなどして悪化するのを防ぎましょう。

ハンドクリームやゴム手袋を使いつつ、皮膚の生成を助けるビタミンAやビタミンBを積極的に摂取すると、より早く治す事ができますので、ぜひささくれにお悩みの女性は参考にしてみてくださいね。