ダイエット成功させるには？痩せるのに重要な基礎代謝をアップさせる3つの習慣

ダイエットを成功させるポイントは痩せやすい体質を作ることです。頑張ってダイエットをしても身体が太りやすい体質のままでは再び肥満体になり、またダイエットをする羽目になってしまいます。

では、テレビや雑誌などでもよく見かける「痩せやすい体質」というのは、具体的にどのようなものなのでしょうか？

普段から痩せやすい体質という言葉を見かけることはあっても、実際にそれがどんな体質なのか理解している女性は案外少なく、それがダイエットの成功を阻んでいるケースも多いと言います。

今回はダイエットを成功させるために知っておくべき「痩せやすい体質」についてご紹介します。

痩せやすい体質＝基礎代謝が高い人のこと

一般的に痩せやすい体質と呼ばれるのは、日常生活の中で代謝が高くエネルギー消費が多い状態のことを指します。

そもそも肥満というのは先天的に決まるものではなく、幼いころからの生活習慣が影響している場合が多いと言われ、後天的な原因が引き起こすケースがほとんどです。つまり、太りやすい体質の女性はこうした生活習慣の中で知らずしらずのうちに代謝を落とす行動をしており、それが肥満になる原因なのです。

基礎代謝は特別な運動をしていない時に消費されるエネルギー量を示し、年齢や筋肉量によってその数値は変わってきます。

運動をする習慣がなく筋肉量が少なかったり、加齢によって身体の機能が低下すれば基礎代謝は落ち込み、その落ち込みに比例して身体も徐々に太りやすくなります。

では基礎代謝を挙げ、痩せやすい身体を作るには具体的にどうすれば良いのでしょうか？

女性に多い冷え性は、基礎代謝を落として太りやすい身体にしてしまいます。

なぜ身体が冷えると代謝が落ちてしまうのかというと、これは体内で血液が流れるときに筋肉がポンプとして使われその際にエネルギーが発生するためです。

冷え性が続くと全身の血液がスムーズに流れなくなり、当然血行不良気味になってしまいます。血液の流れが鈍るとそれを手助けする筋肉の動きも低下するため代謝量が下がってしまうのですね。

冷え性を改善して基礎代謝をアップさせるには、毎日の入浴をシャワーだけで済まさないところからはじめてみるのが良いでしょう。

毎日とはいかないまでも週に2〜3回浴槽に湯を張り、しっかりと浸かって身体を温めてあげると冷えによって滞っていた血液の流れが活発になり血行不良が改善されて基礎代謝も上がっていきます。

人間は寝ている間でも内臓が活動しています。また、皮膚や髪の毛、爪など身体のありとあらゆるものが寝ているときに生成されるため細胞の働きも活発になっています。

内臓や細胞が活発になっているとき、当然体内に蓄えられた栄養や脂肪がエネルギーとして使われるため基礎代謝がアップします。そのため毎日しっかりと睡眠時間を確保している人ほど睡眠中の基礎代謝量が高く、結果として痩せやすい体質になるというわけなのです。

逆に普段から慢性的な寝不足だったり、夜更かしが習慣化している人は代謝が上がらずに脂肪が蓄積されていくため、太りやすい傾向にあります。

寝不足が続くと身体が強い空腹感を感じるようになるので過食や暴飲暴食を引き起こしやすいとも言われており、自然と食事量が多くなって摂取カロリー量が基礎代謝量を上回ってしまう人も、太りやすい体質の予備軍だと言えるでしょう。

忙しい現代人は食事時間が毎日規則的ではないことが多いと言われますが、痩せやすい体質を作るには毎日きっちりと3食、朝昼晩と決まった時間に食事を取ることが望ましいです。

人間の身体は長時間食事をとらずにいると、体内の栄養が不足し軽度の飢餓状態に陥ります。このような状態の時は身体がエネルギー消費を抑える省エネモードになるため、当然基礎代謝も落ち込むことになります。

なので毎日一定の感覚で食事から栄養を摂取し、しっかりと栄養を補給すればずっと基礎代謝を高いままキープでき、自然と痩せやすい体質になっていくのです。

普段から食事時間がバラバラだったり食事を抜くことが多い方は、一度食生活を見直してみる必要があるでしょう。

ダイエット成功の鍵を握る基礎代謝。この基礎代謝が高い人は過酷な運動や食事制限をしなくても痩せ体型をキープでき、いつまでも美しいボディラインを保つことができます。

基礎代謝は毎日の生活習慣によって大きく変わります。これまで自分を太りやすい体質だと思っていたのなら、まずは冷え性の改善を行い、次にしっかりとした睡眠、そして食生活の見直しを行ってみてください。

痩せやすい体質を手に入れるためには規則正しい生活が1番の近道です。生活のリズムも整えて代謝もアップをはかりましょう。