セルライトができる原因と潰し方って？太ももの脂肪を除去して綺麗な足に！

太ももをきゅっとつまんでみると凸凹とした固まりがありませんか？

実はその固まりこそ脚を太くする原因と言われるセルライト。セルライトは普通の脂肪と違い、燃焼されにくいとっても厄介なものなのです。

だからといって放置しておくと、セルライトは次第に固くなっていきより脚を太くさせる原因になります。

女性の敵とも言えるセルライトが出来る原因と、今日から始められるセルライトの解消法をご紹介します。

セルライトができる原因とその正体

セルライトというのは、身体の中に溜まった老廃物によって作られた塊のことを言います。

身体に直接的な害をもたらすわけではありませんが、脚を太くしたり血行不良を招いたりと女性にとってはまさに天敵のような存在です。

セルライトができやすいのは太ももやお腹など脂肪がつきやすい場所。ただし、セルライトは皮膚や脂肪に隠れているので見つけにくく、ぜい肉をつまんでみて凸凹した塊があるかどうかで、それが単なる脂肪かセルライトなのかを見分ける事が出来ます。

セルライトは男性よりも女性の方ができやすいと言われます。これは女性の体内にある女性ホルモンが深く関わっているためです。

なぜなら、女性ホルモンの中に含まれるエストロゲンは妊娠や出産のために脂肪を溜め込みやすくする働きがあり、女性ホルモンの分泌が多ければ多いほど脂肪や水分、老廃物が身体に蓄積されていくのです。

このようにして、蓄積された老廃物がやがてセルライトになっていくというわけなのですね。

セルライトができる原因は複数あり、女性ホルモンの分泌が多いという要因以外にも不規則な生活習慣や冷え性による血行不良、運動不足などが深く関係しています。

特に冷え性からくる代謝の低下はセルライトを作りやすい体質にする大きな要因だと言われており、長い間低体温状態になってしまうと人間の身体は生命維持のために脂肪や老廃物を溜め込んでしまうのがその理由です。

また、現代人に多いのが運動不足。運動をする習慣がない女性は筋肉量が著しく低下してしまうため血行を全身に送る筋肉のポンプ機能が衰えてしまい、その結果として血行不良になって代謝が落ちることで脂肪がつきやすくなれば、同じ量の老廃物を身体の中に溜めこむことになってしまうのです。

セルライトはこうした習慣によって少しずつ生成され蓄積されていくものなので、手遅れにならないうちにセルライトができる原因を改善することが大切です。

すでに出来てしまったセルライトを潰すのに最も効果的な方法は、老廃物を排出するリンパマッサージです。

セルライトができやすい部分を念入りにもみほぐすことで血行を促進し、脂肪とともに溜まった水分や老廃物を体外に排出してセルライトのない身体を作ることができます。

リンパマッサージをするときに気をつけることは「リンパの流れに沿ってマッサージをしていく」ということです。リンパに沿ってマッサージすることで老廃物がスムーズに流れていき、短時間でもセルライトの改善に効果を発揮するためです。

ただし、リンパマッサージは脂肪を揉みほぐすため、やや強めの力で揉まなくてはなりません。

強めの力で揉むということは肌を強く摩擦することにもなるので、肌を強く擦れば毛穴を傷つけ色素沈着を起こして肌が黒ずんでしまうこともあります。なので、リンパマッサージを行なうときは事前にクリームを塗ってから行なうようにしてください。

リンパマッサージによってセルライトを潰すには、お腹やお尻、脚といった具合に身体の部位によって揉み方を変えるのがおすすめです。

まず、身体の中でも比較的筋肉量の多い太ももやふくらはぎは、両手で包みながら上から下にマッサージをしていきましょう。

この時、やや痛いと感じるくらいの力を入れて揉みほぐすのがスムーズにリンパを流すコツです。筋肉の多い部位はこうして強めの力で押しながら揉むと、老廃物がスムーズに流れてくれます。

そして内臓があるウエスト周辺のセルライトは、あまり力を入れすぎずつまむように揉んでいくのが良いでしょう。

お腹全体を揉むときは手の指を5本揃えた状態で時計回りにお腹を揉むようにすると、効果的にセルライトを潰すことができますよ。

一方、セルライトができやすいお尻は手をグーの形にしてから第二関節使い、上から下に向かってグーっと押しながら揉んでいきましょう。

お尻はマッサージしにくい場所ですが、手をグーの形にして揉むことで女性でも簡単にセルライトを潰すことができますよ。

身体の中にセルライトが増えると外見を損ねるだけでなく、メリハリがないだらしないボディラインになってしまい、一気に老けてみられます。

セルライトは毎日5分のリンパマッサージで取り除くことができますので、入浴中やちょっとしたスキマ時間にマッサージを行い凸凹のない身体を目指しましょう。