眼精疲労を食事で改善!毎日でも食べたい目に効く食材4つ
長時間パソコンやスマートフォンのディスプレイを見続けていると、目に疲労が溜まり眼精疲労を引き起こしてしまいます。
眼精疲労は目に疲労感を感じるだけでなく、頭痛を併発したり精神的な疲労感を増大させることもあるため、できれば普段から目を酷使しし過ぎないことが大切。
眼精疲労を発症した場合はマッサージを行なうのも良いですが、どうせなら身体の中から解消してみませんか?
今回はそんなインナーケアに役立つ、眼精疲労を改善する食事についてご紹介します。
食材の中には眼精疲労を解消する栄養素がある
眼精疲労は目の周辺にある筋肉に負荷がかかり、緊張して血行が鈍っている状態。そして長時間ディスプレイを見続けることによってドライアイ気味になっているため、目が乾燥してカラカラになっていると考えられます。
こうした眼精疲労時の目はアイスノンなどで冷やしたり、マッサージをして血行促進してあげることで改善する場合がありますが、毎日続けるのは大変ですよね。
そこで取り入れたいのが、目の健康に役立つ栄養素を含む食品を食事メニューに組み込むこと。
食事から吸収された栄養素が身体の中から眼精疲労に働きかけ、症状を緩和させ発症を抑制してくれるのです。
アントシアニンを含むブルーベリーは目の疲労を軽減
目に良い栄養成分「アントシアニン」を多く含むことで注目を浴びたブルーベリー。もちろん、眼精疲労にもその効果は絶大です。
ブルーベリーは腐りやすいため生のまま売られているものよりも、冷凍されたものを購入するのがおすすめです。
生のままだと大量に食べるのは難しいですが、冷凍ブルーベリーを購入してそのままミキサーにかけスムージーにしたり、ジャムに調理して食べると一度に多くのアントシアニンを摂取することが可能になります。
ビタミンBが豊富な納豆は疲労感を解消
納豆の中に含まれるビタミンBは、高い疲労回復効果を持っているため眼精疲労に悩んでいる人にぜひ食べてもらいたい食品です。
また、納豆の原料である大豆には良質のタンパク質から作られるアミノ酸が豊富なため、筋肉を補修・回復してくれる効果もあります。
慢性的な眼精疲労になったら冷蔵庫に納豆を用意しておき、いつでも食べられるようにしておきたいですね。
ルテインたっぷりの緑黄色野菜も眼精疲労に効く
緑黄色野菜に含まれているルテインという栄養成分は、目の網膜を保護してくれる栄養素。眼精疲労は軽度ならば目の疲れや軽い頭痛などで済みますが、あまりに目に負担をかけ過ぎると将来白内障を発症するリスクもあると言われているのです。
実はこの白内障に効くと言われているのが緑黄色野菜の持つルテイン。
今はまだ大丈夫だと思わずに、将来に備えて今からルテインを摂取しておくのも有効だと言えるでしょう。
ビタミンAが摂取できるレバーはドライアイに効果的
長時間ディスプレイを見続けることによって目の粘膜が乾燥するドライアイ。最も手軽な解消法は目薬をさして乾燥を防ぐことですが、食べ物でドライアイを改善するならビタミンAを含むレバーがおすすめです。
レバーに含まれているビタミンAは目に潤いを与えて眼球や粘膜を乾きにくくし、眼精疲労によって引き起こされるドライアイを改善してくれる働きを持っています。
もしも頻繁に目が乾くようなら、毎日の食事にレバーを取り入れてみてください。
眼精疲労は単なる「疲れ目」と違い、さまざな目の疾患を引き起こす怖い症状です。
日常生活の中でパソコンやスマートフォンを使用するときは適度な休憩をはさむようにし、食事にも目に良い食品を取り入れれば眼精疲労を解消することも難しくありません。
眼精疲労に悩んだら、今回ご紹介した食品を積極的に取り入れて食生活を工夫してみましょう。