カサカサを改善!乾燥肌になったら見直したい3つの習慣
この頃なんだか肌がカサついて乾燥しやすくなったかも……と感じたことはありませんか?実はそれ、深刻な肌のSOSサインかもしれません。
肌は一定のサイクルで日々新しい細胞に生まれ変わっていますが、肌が乾燥しやすくなるとこうした肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、ニキビやシミなど肌トラブルを招く原因になるのです。
肌が乾燥する原因と正しいケア方法をおさらいして、乾燥肌に備えましょう!
肌が乾燥する理由は「水分不足」が原因
1年の中で肌が乾燥しやすい季節といえば、やはり冬シーズンですよね。冬は外気の気温が低くなり同時に風が強くなるため、肌の表面の水分が蒸発しやすい傾向にあります。
肌の表面が乾燥するとやがて毛穴の中の水分や皮脂まで乾いてしまい、こまめに肌へ水分を与えずに放置すると深刻な乾燥肌になってしまうのです。
肌が乾燥すると、シワができやすくなったり皮脂が過剰に分泌されてニキビができるなど、肌にとっても大きなダメージが続々と表れ始めるため、早期的なケアが求められます。
乾燥肌を防ぐには丁寧な洗顔が欠かせない
肌が乾燥しがちになったら、まず見直したいのが洗顔です。
それまでは特に肌に悪影響のなかったクレンジングオイルや洗顔フォームも、乾燥しがちな肌に使うと余計に肌を乾燥させてしまったり、肌のつっぱりや痒みなどを引き起こす恐れがあります。
もしも肌に何らかの異常が現れたときは、これらのクレンジング商品をオーガニックのものや敏感肌用に変えるなどして対応してください。
そして、いつも以上に肌にダメージを与えないよう、洗顔フォームは念入りに泡立ててコシのある泡をつくり、泡だけで顔を洗うように心がけましょう。顔をすすぐときは、ぬるま湯よりも水を使用するのがベターです。
食生活も大切!体の内側から乾燥肌を防ぐ
乾燥肌はスキンケアだけでなく、食生活とも大きく関わっています。
肌が乾燥しがちなときに食べると良いものは、動物性・植物性のタンパク質。そして皮膚を作るうえでは欠かせないビタミンAを含む、レバーやうなぎなどの食品です。
逆に、余計に乾燥肌を促進してしまう食べ物は体を冷やしてしまう冷たいドリンク類や、脂質を多く含むインスタント食品など。
不規則な食生活を送っている方は、まず食生活を見直して栄養バランスの整ったメニューを食べるようにすると乾燥肌が改善するかもしれませんよ。
乾燥肌を酷くする?間違ったお風呂の入り方
お風呂は毎日入るものですが、乾燥肌に悩む女性の中にはバスタイム中のNG行為で肌を乾燥させてしまう人も多いと言われています。
そのNG行為とは、ずばり高温の湯船に長時間浸かること。最近ではダイエットのために長時間の全身浴や半身浴を行う女性も多いですが、長風呂は肌の潤い成分セラミドを減少させてしまうため、お肌にとっては良くないのです。
さらに、お湯の温度が高温であればあるほどセラミドの減少は激しくなっていきます。たとえ長風呂でカロリーを消費できダイエットに成功しても、お肌が乾燥してボロボロになってしまっては元も子もありません。
もしもバスタイムを利用してダイエットを行うときは、お湯の温度を38度前後に調整してみてくださいね。
肌が乾燥していつもカサついていると、老けて見られるだけでなくメイクの仕上がりもイマイチになったりと女性にとっては何一つ良いことがありません。何より、歳を重ねていくにつれシワやシミが目立ちやすくなるので、今のうちからしっかりと正しいケアで対策をしておくことが必要です。
たかが乾燥と甘く見ていると、十年後、二十年後にそのツケがやってくるかも……。いつまでもキレイでいたいなら、乾燥肌を放置せずに今回ご紹介したケアで改善してみてくださいね。