間食するのはちょっと待って!空腹感を紛らわすことの出来る2つの方法
もうすぐ食事なのになんだかお腹がすいたな……と感じたとき、みなさんならどうしますか?
お菓子を食べて凌ぐというのも1つの方法ですが、出来ればカロリーは摂取せずに空腹感を紛らすことができるならそれが1番望ましいですよね。
そんな空腹を感じた時に試してほしい、自宅でもオフィスでもできる空腹感を紛らわせる方法を2つご紹介したいと思います。
軽い運動で血糖値を上げて空腹を紛らわせる
人間が空腹を感じる原因の1つは、血糖値の低下によるものです。
血糖とは、血液の中を流れているブドウ糖のこと。このブドウ糖の量が減少すると一般的に「血糖値が低い」と言われる状態に。
ブドウ糖は脳や内臓が活動する上では欠かせない重要な成分。そのため、血液中のブドウ糖が不足がちになると、脳が食事からブドウ糖を補給するために空腹であるとサインを出すのです。
つまり、逆に考えれば血糖値さえ上げることができれば、空腹を感じにくくできるということになります。
血糖値を上げるには、エクササイズやウォーキングといった軽い運動をするのが効果的です。
これは、運動をして身体を動かすと肝臓のなかからブドウ糖が血液中に溶け出すので、血糖値が上昇し空腹感が緩和されるためです。
会社や学校など運動をするのが難しい状況では、軽く屈伸運動をしたりするだけでもOK。
ほんの少し身体を動かし筋肉に刺激を与えてあげることができれば、血糖値の低下を防ぐことができます。
ホットドリンクで脳の満腹中枢を刺激する
生まれつき体温が低い人は、高体温の人に比べて空腹を感じやすいと言われています。
これは、寒さから内臓や脳を守ろうとして脂肪を蓄えようとする、いわば自衛本能の現れです。
ですから、ホットドリンクを飲んで身体の芯から温めてあげれば自然と空腹感を感じにくくなります。
ホットドリンクはローカロリー飲料である緑茶や烏龍茶などを選ぶと、カロリーを気にしなくても良いのでおすすめです。
満足感を得たいときは、ホットミルクやココアなどこっくりとした飲み物を選ぶとよいでしょう。
高体温を長時間持続させたいなら、シナモンや生姜をプラスしてから飲むようにしてみてください。
一旦空腹感を感じてしまうと他の事が何も手につかなくなってしまいますし、我慢するとそれがストレスとなって自分の中に蓄積されていってしまいます。
空腹感と上手く付き合うには、空腹を感じるメカニズムをしっかりと理解した上で、自分に合った空腹感の紛らわせ方を知っておくことが何よりも大切だと言えますね。