無意識にやってない?シートパックの効果を半減させる2つのNG行為

最近は化粧水や乳液、さらには美容液まで配合したオールインワンシートマスクがお手頃価格で購入できるようになり、一気にシートマスクの人気が急上昇。

しかし、どんなに多くの美容成分が含まれていても、せっかくの美容効果を台無しにしてしまう「NG行為」があることをご存じでしょうか?

長時間シートマスクを顔に乗せるのはNG!

シートマスクは、パッケージから出した瞬間はひたひたの美容液に浸かっている状態です。

しかし、一旦肌に乗せると、体温や空気に水分を吸収されるため徐々に乾燥していきます。

ほとんどのシートマスクには、パッケージに使用時間の目安が書いてあり、その時間をオーバーしてしまうと逆に今度は肌に浸み込んだ水分を乾いたシートマスクが吸収してしまい、肌が乾燥する原因に。

まだ湿っているから勿体ない!といって長時間顔にシートマスクを張り付けたままにしておくと、どれだけシートマスクに高い美容効果があっても、その効果が全てムダになってしまうのですね。

 

しかも乾燥してパリパリになったシートマスクは、顔の皮膚にかなり強く張り付いてしまいます。

このような状態で、無理やり顔からシートマスクを剥がそうとすると、皮膚が引っ張られて毛穴が開いてしまったり、肌にダメージを与えてしまうことにもなりかねません。

シートマスクは指定された使用時間を守ることで、最大限の美容効果を得ることが出来るということを覚えておきましょう。

 

汚れた手でシートマスクに触ると、雑菌が繁殖する

シートマスクは一枚ずつ小分けになっているもののほかに、10枚20枚単位でパッケージされているものなど、種類はさまざま。

いずれにしろシートマスクをパッケージから出す時に、汚れた手で触ってしまったのでは雑菌を顔に塗っているようなものです。

 

顔の皮膚は思っているよりデリケートです。

雑菌のついたシートマスクを10分近く顔に張り付けているだけでも、吹き出物の原因になったり、疲労やストレスの影響で免疫力が低下している状態であれば、肌が炎症を起こしてしまうこともあります。

 

そのためシートマスクを取り出すときは直前に手を洗い、きれいなタオルで水気をふき取ってからにすることが大切です。

ちょっとしたひと手間ですが、このひと手間が肌トラブルを防ぎ、美しい肌を保つための秘訣だといっても過言ではありません。

使用時間を守ること、そしてシートパックを取り出すときは清潔な手で行なうこと。

とても基本的なことですが、ついつい忘れがちになってしまうこの2つのNG行為。シートパックの美容効果を最大限に肌に与え、いつまでも若々しく美しい肌を保つために、毎日忘れないようにしましょう。