酸素を体内に取り入れるストレッチで脂肪燃焼効果!痩せる呼吸を身につけよう
痩せる為にはトレーニングやエクササイズが効果的ですが、その時に正しい呼吸が出来ているか意識しながら取り組めていますか?
呼吸が浅いまま運動をすると筋肉が固まったままになってしまい、脂肪を燃焼させる酸素も不足してしまうので効果が半減してしまいます。せっかく頑張って体を動かしているのに、なんだか勿体ないですよね。
運動してもなかなか痩せない場合には、この呼吸が浅い事に原因があるかもしれません。
体が固い、あまり運動効果が感じられない時は、呼吸筋をよくほぐすストレッチから始めてみましょう。
先にきちんと酸素を取り込める体を作っておくと、その後の運動でより脂肪を燃焼させやすくなりますよ。
痩せる呼吸は3つの筋肉を意識する
そもそも、呼吸が浅いというのは万病の元といわれており、体内の酸素不足は代謝の低下に加え血流が滞り脂肪の蓄積を招いてしまいます。
呼吸が浅くなる原因に、呼吸筋が凝り固まっていて上手く使えていない事が考えられます。
しっかり呼吸する為に大事な3つの箇所を覚えましょう。
肩甲骨回り…副呼吸筋という筋肉があり、息を吸う時に胸を脹らませる為の大きな筋肉です。
みぞおち回り…胸骨の下の窪んだ所には、体の前側にある呼吸筋全体の緊張を和らげほぐす効果があります。
腕…腕の筋肉は呼吸筋と副呼吸筋に繋がっているので、撫でてさするだけでもこの2つの筋肉を同時に緩める事ができます。
3つの箇所がほぐされると自然と深い呼吸になり、どんどん脂肪が燃焼される体になるのです。
簡単なストレッチで呼吸をしやすい体に
まず、腕と肩甲骨を同時に緩めるストレッチを紹介します。
両脚を肩幅に開き、両腕を真っ直ぐ上にあげ両方の手のひら同士を重ね合わせます。そのまま右に体を倒し、反対側も同様に行います。
手のひら同士を合わせる事であまり使われない腕の内側と体の側面がよく伸び、ウエスト引き締め効果も生まれます。
次にみぞおちを緩めましょう。みぞおちに両手の指4本をあて鼻から大きく息を吸います。
吸いきったら今度は口から息を吐き出すと同時に、上体をおじぎするように前に倒して下さい。そしてまた吸うときに体を起こす、これを何度か繰り返します。イスや床に座ったままでも出来るので場所を選びません。
リフレッシュ目的やお風呂上がりの簡単なストレッチ感覚で続けていくと、自然に体が深い呼吸をしてくれるようになります。
筋肉ほぐしで体も柔らかくなり他の運動もスムーズに行え、充分な酸素で脂肪燃焼の効果も上がる一石二鳥のストレッチなのですね。