健康管理も仕事の一環!オフィスでのデスクワークによる肩こり・腰痛を改善するには?
仕事をしている方であれば、一日のうちの大半を過ごす場所といっても過言ではない「オフィス」。
しかし、食事をしたり休憩をとったりと、何も一日中デスクに張り付いて仕事ばかりをしている訳ではありませんよね。
もしも、食事や休憩など全て自分のデスクで済ませ一日中座ったままでいる事が多いなら、一度オフィスでの過ごし方を見直してみる機会を設けた方が良いかもしれません。
肩こりや腰痛を感じたら休憩時間にストレッチを
デジタル化が進む現代ではオフィスの仕事もほとんどがパソコンを使っての作業になります。
パソコンでの作業はモニターをずっと見ているので目を酷使し、パソコンのキーボードをタイプする以外は大きく身体を動かすことは少ないと思います。
しかし、このような状態が長時間続くと、筋肉が硬直して肩こりの原因になってしまいます。
また、高さが合わない椅子や固い座席シートを使い続けると、全体重を支えようとする腰にとても大きな負荷がかかり、腰痛を引き起こしてしまう危険性もあるのです。
そんなトラブルを予防するために、長時間のデスクワークを行なう時は30分~1時間間隔で軽いストレッチを行なうようにするのが効果的です。
同じ姿勢を続けている時にストレッチをすると、筋肉が一気に伸びる反動で血液も勢いよく流れるようになります。
血行が促進されると肩こりや腰痛の症状が軽減されるため、集中力を高めるのにも役立ちますよ。
「歩く」機会を増やす事で肥満を防止
人間は座ったままでも基礎代謝によって一定のエネルギーを消費しますが、座ったままの時間が長ければいずれ食事から得られるカロリーと基礎代謝によって消費されるエネルギーの量が逆転してしまい、太りやすくなってしまいます。
エネルギー節約体質による原因の肥満を防ぐには、座るばかりではなく立つ、歩くという動きを自分の仕事内に組み込んでいくことです。
たとえば、簡単な内容の言伝なら内線やメールで済まさずに相手のデスクに歩いて行ったり、書類のコピーやFAXを率先して取りに行くなど、ちょっとした距離を歩くようにするだけでも1日当たりの消費カロリーには大きな差が出てきます。
他にも、出社や退社の際にはエレベーターではなく、あえて階段を使うようにすれば座りっぱなしで筋力の衰えた足腰を鍛えることも出来ますよね。
最近はオフィス内の職員の健康管理のために、立ったまま作業を行なうためのデスクを新設したり、立ったまま会議を行なう「立ち会議」の習慣を取り入れる企業も増えています。
社会人にとっては健康管理も仕事の一環。一度オフィスでの過ごし方を見直して、自分の健康と向き合ってみてください。