風邪のときだけじゃもったいない!マスクをつけて保湿効果・自然な鼻呼吸になろう
マスクをつけているのは風邪を引いている時だけ、という常識はどうやらもう古い様です。
最近では花粉症や風邪をひいていなくても、美容のためにマスクを着用している女性が増えているんです。
マスクをすることで一体どんな美容効果があるのでしょうか?
マスクの高い保湿効果が冷え性を予防
現在主流になっているマスクは、鼻の高さやフェイスラインにフィットする商品がほとんどのため高い保湿性を持っています。
マスクをつけたままで息を吐き出してから外気を吸い込むと、急激に冷えた空気が肺に入らないため、身体の冷えを予防してくれるというメリットもあります。
マスクをしていない状態では息を吸うたびに冷えた空気が喉から肺、そして全身の臓器に行き渡るため、血行が悪くなりいつも身体が冷えを感じるようになってしまいます。
身体が常に冷えていると基礎代謝が鈍ったり、肌トラブルを引き起こす原因にもなるため、日頃からマスクをして冷たい空気を体内に取り入れないようにすることはとても大切な事なのです。
また、マスクをしていると口元が自分の吐いた息によって潤っている状態になります。
肌がたっぷりと水分を含んでいると、自然と肌はモチモチと極め細かくなっていき、シワができにくいハリのある肌を作ることが出来ます。
制限される呼吸が自然な鼻呼吸を促す
マスクを着用している時は吸い込む空気の量が限られているため、口呼吸がしにくくなります。
しかし、口呼吸は口元の歪みの原因や顔のたるみを招く悪習慣。健康の為には鼻呼吸をすることが望ましいとされていますが、自分で意識して鼻呼吸を続けるというのも中々に難しいものですよね。
マスクを着用することによって、息苦しさから自分でも意識しないうちに自然と鼻呼吸へと切り替わっていくのです。
鼻呼吸では鼻の粘膜が空気中の埃やウィルスをとらえ体内へ侵入させないように働くので、口呼吸に比べて風邪を引いたり、咳が出にくくなります。
鼻呼吸は口呼吸に比べて深く息を吸い込むことが出来るので、交感神経を整えリラックス効果をもたらしてくれます。
自分で口呼吸を鼻呼吸に切り替えるのは難しいですが、マスクをつければいとも簡単に鼻呼吸の習慣が手に入るのです。
こんなにたくさんのメリットがあるのに、風邪の時しかマスクをつけないなんてもったいないと思いませんか?
今は、女性向けの小さめのマスクやピンクや花柄をあしらった可愛いデザインのマスクも販売されていますので、おしゃれの一部としてマスクを選ぶのも良いかもしれません。
これからは、美容のために普段からマスクをつける習慣を取り入れたいですね。