スマホの見すぎで若い人も老眼の様な症状?目の疲労を改善する治し方
スマホやタブレットの小さい画面で動画を見たりゲームをするのが当たり前になってきた昨今、「若年性老眼」の発症が心配されています。
眼球の動きが長時間一点に集中してしまうため、目の機能が低下しピントが合い辛くなり慢性的な目の疲れなどを招いてしまうのです。
SNSの付き合いや、ついハマってしまうゲームなどもあり、スマホやPCを手放せないのも仕方ないですよね。
生活から無理にスマホなどのデバイスを切り離さずとも、眼球の動きを少し意識するだけで目の老化や疲れを緩和する事ができます。
たった1分もかからない簡単なトレーニングで、普段から酷使している目のケアと筋力を同時に鍛えられるのです。
目の老化防止には2つのポイントを押さえる
目というのは6つの眼球筋に支えられて働いています。小さい液晶画面ばかり見ているとこの眼球筋が慢性的な運動不足になり、細かい作業や活字を読む事がスムーズにできなくなります。
眼球筋は外出した時に車や人の流れ、飛行機や飛んでいる鳥を目で追うことで鍛えることができます。
視界の中で一つの動きを追うという眼球の動きがトレーニングになるのですね。
一点集中で目を使っているとどんどん視野が狭くなり、目のピント機能が低下していきます。
ピントが合わなくなると文字が二重に見えたり輪郭がぼやけたりして、目を細めよく見ようとする為にますます目に負担がかかってしまうのです。
スマホを触った後は必ず一旦遠くを見るようにするなどの習慣をつけると良いでしょう。
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目の機能はカメラと同じ!指先トレーニングが有効
指の先を使ったピントを合わせるトレーニングも併用すれば、さらに視界が見えやすく老眼の防止に繋がります。
まず、片方の人差し指を目の前に持って行き、指の先の輪郭がくっきり見えるようにピントを合わせます。
次にもう片方の人指し指をできるだけ遠くに、手前の人指し指の先と直線になるよう持って行き、今度は遠くにピントを合わせます。
近くと遠くで交互にピント合わせをする事で、カメラのレンズの絞りと同じような感覚で目の機能をアップさせる事ができるのです。
これは、トイレの中やテレビを観ている時のCMの間にでも一分足らずで簡単に出来るので試してみてください。
スマートフォンなどの画面の見すぎで目を酷使した分、こうしたトレーニングをセットで行えば普段の目の負担や機能低下が和らぎます。
スムーズで快適な生活を送るためにもずっと大切にしたい目ですから、日々の中で気を付けるよう心がけたいですね。