お風呂の時間を有効活用!眼精疲労や肩こり、腰痛はシャワーで改善
毎日浴槽に浸からず、シャワーだけで済ましてしまう人も多いと言われますが、なんとなくシャワーを浴びているだけならそれはとっても勿体ない行為です。
シャワーを浴びる時にちょっとした事に気を付けるだけで、疲労回復の効果を発揮したり体臭が予防できたりと身体によい影響を受けることができます。
目の疲れや肩こり・腰痛はシャワーで改善
パソコンやスマートフォン、あるいはゲーム機などを長時間眺めることによって、目に負担がかかり頭痛や肩こりを引き起こす「眼精疲労」。
眼精疲労は目薬や薬を飲んでも一時しのぎにしかならず、症状が改善してもまた長時間ディスプレイを眺める生活習慣を改めなければ根本的な改善にはならないと言われ続けてきました。
しかし、毎日40度程度のシャワーを顔に当て、特に目の周囲を念入りに温めてあげることによって視力が回復していき、目と周囲の筋肉がほぐれることで眼精疲労の症状を和らげてくれる効果があることが分かりました。
これは、ぬるめのお湯が適度な水圧と共に目元に刺激を与えることによって、酷使された眼球や周囲の筋肉の血行が良くなるためです。
特に疲労が溜まっている夜のバスタイムに行なうと、翌日に疲れが残らないため目がすっきりします。
また、姿勢の悪さなどから来る肩こりや腰痛には、シャワーを使ったマッサージをしてあげると、血行促進効果があるため凝りの症状が軽くなります。
肩がこっているとつい自分で揉みほぐしてしまいがちですが、力任せに筋肉を揉むと逆に揉み返しが起こって筋肉を痛めてしまったり、神経を傷つける原因になってしまいます。
そのため筋肉が凝っていると感じたら、自分で揉むことはせずにシャワーを凝っている部分に当て、マッサージをしてあげた方がリスクが少なくより効果的なのです。
朝のシャワーで体臭対策!
男性の中にはワキガや体臭を気にする人も少なくありませんが、夜だけでなく朝に軽くシャワーを浴びると体臭が弱まり、日中も臭いを抑制することができます。
朝にシャワーを浴びる時は、寝ている間によく汗をかく背中や脇といった部分をよく洗うだけでもかなりの体臭予防効果が期待できます。
シャワーを浴びながらダイエットもしたい!という欲張りな方は、バスタイムの最後に2、3回だけ冷水と温水のシャワーを交互に浴びておくと、全身のリンパ腺の流れがスムーズになりむくみを防いで太りにくい体質を作ることができます。
シャワーは毎日浴びるものなので、「なんとなく」ではなく目的に応じた効果的な使い方をすると、いつのまにか健康体になることが出来ます。