飾りすぎないファッション「エフォートレス・シック」とは?

エフォートレス・シックファッションが流行し、派手に着飾りすぎないリラックス感をまとう女性も増えてきました。

実はこのエフォートレス・シックという言葉は、ノームコアなどとほぼ同じ意味をもっており、要は「力を入れすぎずにおしゃれを楽しみましょう」ということです。

このようなファッションは30代以降の大人の女性に幅広く受け入れられ、エフォートレス・シックな着こなしは今年のトレンドにまでなっています。

手抜きをすることではない

力を抜くファッションとは決して「手抜きをする」ことではありません。

ファッションで自然体を演出する中にも、自分なりのスタイルやこだわりを持っているのが、エフォートレス・シックの特徴です。

エフォートレス・シックを手軽に楽しむ為には、ルーズなシルエットのアイテムをコーディネートに加えてあげるのがおすすめ。

あえてメンズサイズの洋服を着たり、ドルマリンタイプのカットソーを選んだりして、ゆるい雰囲気を取り入れてあげるのです。

 

特に、メンズライクなアイテムを1点コーディネートに取り入れるだけで、適度に抜け感と隙を作る事ができます。

メンズアイテムのビックサイズを選ぶときは必ず試着をして、大きすぎないサイズ感のものにしましょう。

ルーズなシルエットが良いからといって全身全てのアイテムをルーズにしてしまうと、それはもうただの「だらしない人」です。

ルーズな中にも、メリハリを効かせることこそが「エフォートレス・シック」ファッションになります。

 

たとえばトップスにビックサイズのアイテムを持ってきたら、ボトムはタイトに、靴はヒールといった風にして、全身を引き締めるようにしましょう。

逆にボトムをルーズに、靴はスニーカーにした場合は、上半身をコンパクトにまとめカジュアルになりすぎないように調整すると良いでしょう。

 

適度な肌見せをしよう

また、エフォートレス・シックでは適度な肌見せも忘れてはならないポイント。

袖をまくって手首を見せたり、ロールアップして足首を見せるなどの王道テクニックから、あえてボタン外して肌の露出を増やすといった方法も有効です。

ただし、肌を見せるのはあくまで「下品にならない程度」にすることが大切。上品な肌見せは色っぽさを演出し、女性らしさを強調してくれます。

 

シンプルなアイテムでコーディネートするエフォートレス・シックスタイルには、そのファッションを身にまとう人物の雰囲気がとても重要な役割を果たします。

エフォートレス・シックは一見簡単な様に見えて実は奥が深いスタイル。だからこそ、色々なコーディネートを試す楽しみもあります。